舛添要一氏、メディアによる誤読を指摘 「正しい日本語が廃れるのは悲しい」
メディアに登場する有識者による誤読について指摘し、違和感を訴えた舛添要一氏。ネットユーザーからも共感が。
舛添要一前東京都知事が29日、公式ツイッターを更新。メディアで目につく誤読について指摘した。
■有識者が誤読
舛添氏は今月13日に投稿したツイートで、テレビ番組での言葉の読み間違いについて「出演者が『他人事(ひとごと)』を『たにんごと』と言っている。この前も別の出演者が同じ間違い。二人とも有識者。文字を見ながらだと『たにんごと』と読みたくなるので『ひと事』と書いたほうが良いかもしれない」と指摘していた。
■“対の表現”についても
舛添氏はこの日の朝、「先日も指摘したが、有識者まで『他人事(ひとごと)』を『たにんごと』とテレビで誤読する。この間違いと対に使われるのが『自分事(じぶんごと)』という変な表現だ。普通は『わがこと』である」と改めてツイート。
続けて、「昨日の毎日新聞は『人ごと』と表記していた。これなら誤読はないが、正しい日本語が廃れるのは悲しい」とつづっている。