DV癖のある元夫が車内でガソリンをまき着火 女性と子供らが死亡する大惨事に
元夫の凶行で、家族が全滅。悲惨な目にあった女性の最期の証言とは…?
■ほぼ全身を焼かれ死亡
体の表面のうち97%が焼けただれ、ハンナさんは悲惨な状態に。足の裏だけはましだったというが、誰が見ても助からないのは明らかな姿だった。
それでも警察が駆けつけたとき、ハンナさんは必死に事件発生までの経緯を伝えたそうだ。元夫にDV癖があったことも話し、手首を折られそうになった過去についても、その場で明かした。
この事件でハンナさんと子供たちは亡くなり、元夫についても同じ日に死亡したと報じられた。
■「治療はほぼできず」と医師
ケアにあたった医師は事件当日を振り返り、「とても勇気のある人でした」とハンナさんを称賛。治療についてはほぼできなかったというが、「(患者さんが瀕死の)状況では、励ますことが重要なケアなのです」とも付け加えた。
ハンナさんたちの死因審問が続くなか、あまりにも悲惨な事件が報じられ、驚きの声があがっている。DV被害を受けている人は手遅れになる前に相談窓口に連絡し、できる限りのことをして身を守っていただきたい。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)