1株から1269個ものミニトマトを収穫 ギネス世界記録を次々と狙う男性

男性は現在、世界で最も重いジャガイモ、最も重いナスの完成を目指している。

ミニトマト

サラダに、お弁当に、そしてお皿のちょっとした彩りに、重宝されるミニトマト。今日から育ててみたいと思わせる話題が、海外から飛び込んできた。

1つの株から驚きの収穫量をあげた男性がギネス世界記録に認定され、農家や家庭菜園ファンの関心を集めている。

【画像】驚きの収穫量でギネス世界記録に認定されたミニトマト


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■栽培者が多いミニトマト

ミニトマトは本格的な農家はもちろん、家庭菜園する人も多く育てている一種だろう。1株あたり平均150粒ほどの実がなり、失敗がほとんどないことも人気のポイントだ。

そんな中、かねてから野菜作りに情熱を注いできたイギリス・ハートフォードシャー在住のダグラス・スミスさんという男性が、ミニトマトの1株から1,269個という驚きの収穫量をあげて『ギネス世界記録』に認定された。

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■先の世界記録も本人が

スミスさんは2021年9月、あるミニトマトの株が大変な収穫量になっていることに気づき、さっそくギネス世界記録に計量と認定を依頼した。

なんと、先の記録保持者もスミスさんだった。そのわずか数週間前、ある茎から839個の実がなって世界一と認められていたといい、1.5倍もの収穫量で新記録が生まれたことから、ツイッタには祝福と驚きの声が寄せられている。

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■細やかな手入れの賜物

マジックや人為的な操作があるのでは…と疑う人もいるようだが、スミスさんはIT関連企業のマネージャーを務める傍ら、時間を見つけては「実験室」と称する裏庭の菜園で過ごし、非常に細やかな手入れをしながらミニトマトを育てている。

立派な主枝、網と組み合わせた支柱の組み方、網目から細い茎を1本ずつ通すやり方。これで茎の重みを解放し、同時にトマト栽培の要となる風通しを確保しているのだ。


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■重量感でも勝負

じつは、重量感でも勝負しているスミスさん。2020年には国内最大記録の3,106グラムものトマトを育てていたが、現在は世界で最も重いジャガイモとナスの完成を目指しているそうだ。

なお、スミスさんはその野菜にとってのベストな土壌づくりの研究にも余念がない。さまざまな論文を読み漁っては、土、肥料、堆肥などの配合について試行錯誤を繰り返してきたのだ。彼のレシピが発表されたら、さぞかし大きな関心を集めることだろう。

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■超たわわなミニトマト

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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ

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