旅先で出会った男性の名前のタトゥーをお尻に入れた女性 10年越しに相手を捜索中

友達同士での旅行中、お酒の勢いもあって突然タトゥーを入れることを決断。10年間お尻に刻まれた名前の主は、今どこに…。

2022/03/26 20:00

タトゥー

旅行先で出会った男性の名前をタトゥーにしてお尻に刻んだ女性が、その男性の正体を突き止めるために10年越しにSNS上で人探しを始めている。『Wales Online』『Metro』などの海外メディアが報じた。


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■旅行先でタトゥーを

ケイリー・ウィリアムズさん(32)は10年前、友人4人とスペインのマヨルカ島への旅行を楽しんでいた。そこで彼女は同じように旅行中の若者グループに出会い、一人の男性から「自分の名前のタトゥーをお尻に入れてほしい」と頼まれたという。

彼女はそれを承諾し、自らのお尻に「ダニエル・フォルデ」と書かれたタトゥーを刻んだ。それは、タトゥーの代金である30ユーロ(約4,000円)を支払った男性の名前だった。

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■酔った勢いもあり…

10年前の旅行中の出来事について、ケイリーさんは「私はちょっとしたパーティアニマルでした」と振り返る。

さらに「ある夜、イギリスから来た若者のグループを見ました。彼らはみんなタトゥーを入れた赤ちゃんの格好をしていました」「私はすごく酔っていて、その時突然『タトゥーを入れなきゃ』って思ったんです」とも話している。

酔った勢いと旅先での高揚がそうさせたのか、マガルフのような場所ではたくさんの若者がタトゥーを入れるのだそうだ。

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■会えたのはその一度きり

しかしケイリーさんは翌日「ダニエル・フォルデ」がすでに母国に帰ってしまったことに気づき、それ以来一度も彼に会うことはなかったという。

再び連絡を取りたい考えていたケイリーさんは、10年後となった現在、自身の奇妙な体験が事実だったかどうか確認するため、SNSを使ってタトゥーの名前の主に呼びかけている。


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■会ったら何を話す?

ケイリーさんは友達との旅の思い出の証として、タトゥーを入れたことに後悔はなく、消すつもりも全くないという。

SNSで名前を探し始めた理由については、「このタトゥーのことを覚えているかどうかを聞きたいんです。だって、結局のところ10年間も私のお尻にあった名前ですから」と説明している。

また「もし本当に会えたら、何を言おうか検討もつきません。もしかしたら、タトゥーを入れるのにかかった代金を彼に返すかもしれない」とも語っている。

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(文/Sirabee 編集部・びやじま

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