自宅火災で全身に重度のやけど負った少女 ピアノ練習に励む姿に応援の声相次ぐ
練習で出血してもめげない。そんな前向きな少女に、家族も励まされている。
■試練の日々と転機
治療が始まりしばらくたったころ、女の子の容体は安定した。だが腕を上げることも指を伸ばすこともできず、以前は大好きだったピアノも弾けなくなった。
それでも治療は少しずつ進み、数本の指が少しだが動くように。つらくても前向きで明るい女の子のため、母親は友人に頼み込み電子ピアノを借りることにした。
■血が出てもめげず
大好きなピアノが届いたことから、女の子はようやく練習を再開。時には指から出血するほど練習に没頭しているといい、落ち込むこともある母親には、「ハッピーに生きなくちゃ」と声をかけ励ましているそうだ。
この女の子の様子を複数メディアが取り上げたところ前向きな姿が話題を集め、「これからも強く生きてほしい」「応援したい」というコメントがインターネットに多数書き込まれている。
生きて、好きなことに励むことができる。それに感謝し努力を続ける女の子がいつの日か大舞台でピアノを演奏できる日が来ることを、多くの人が願っている。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)