河野太郎氏、電力ひっ迫状況について秀逸な例えで節電喚起 「野球で言えば…」
河野太郎氏が厳しい電力需要のひっ迫に節電を訴えた。分かりやすい例えで周知されたことで、危機感を持つ人が続出し…。
自民党の河野太郎広報本部長が22日、自身の公式ツイッターを更新。現在のひっ迫した電力状況を説明した例えが分かりやすいと話題になっている。
■電力のひっ迫が続く
関東や東北地方では、16日に東北地方で発生した地震の影響や厳しい寒さなどから、電力のひっ迫が予想されている。そのため経済産業省は、2012年に作られて以来初めての「電力需要ひっ迫警報」を発令。
東京電力ホールディングスの子会社・東京電力パワーグリッド株式会社も「22日の電力供給は極めて厳しい見通し」と発表し、節電の協力を呼びかけていた。
河野氏は「本日、東京電力管内及び東北電力管内の電力需給が極めて厳しくなっているため、より一層の節電へのご協力をお願いします」と節電の協力を喚起。東京電力の『でんき予報』では13時時点で電力使用見込みが100%に到達し、非常に厳しい状況とされている。
■5回表から抑えが登板
続けて河野氏はひっ迫状況を「経産大臣が緊急会見するか、いや、総理がお願いするかというレベルです」と説明。野球の試合に例え「まだ5回表くらいなのに、クローザー出してる状況で、夕方がやばいです」と厳しい状況を伝えていた。
まさに崖っぷちの状況を伝えた河野氏は「ご家庭は暖房の利用を可能な限り減らしていただいて、企業は、可能な限り電力の消費を抑えてください。 よろしくお願い申し上げます」と、あらためて節電への協力を呼びかけた。