約11年ぶりの厳しい電力不足… 政府が出した突然の「警報」にネットでは一部混乱も
22日、東電管内の電力需給が著しく悪化する可能性が。節電が呼びかけられる中、ネットではこの状況を不安視する声も上がっている。
■「供給量が十分確保できない見通し」
そんなさなか、連休明けの22日は関東内陸部で降雪予報が出るなど、東京都心は真冬並の寒さに戻る。暖房利用などで電力消費の増大が予想される中、東電は「想定される電力需要に対して供給力が十分確保できない見通し」と電力不足に陥る可能性を明言。
「22日朝から当社サービスエリアで電気をご使用頂く皆さまは、不要な照明を消し、暖房設定を20度とするなど、節電へのご協力をお願いします」と呼びかけた。
電力の安定供給を維持すべく努めていますが、22日の電力需給は極めて厳しい見通しであり、想定される電力需要に対して供給力が十分確保できない見通しです。
22日朝から当社サービスエリアで電気をご使用頂く皆さまは、不要な照明を消し、暖房設定を20度とするなど、節電へのご協力をお願いします。— 東京電力パワーグリッド株式会社 (@TEPCOPG) March 21, 2022
■「ヤシマ作戦発動」の声
2011年発生の東日本大震災以来となる、極めて厳しい電力不足。状況次第では最悪大規模な停電も起こりうる。
ネットでは、「節電心掛けます」「11年ぶりのヤシマ作戦発動」「みんなで乗り越えましょう」「明日は湯たんぽ」と賛同する声のほか、「朝の6~7時がピークらしい!」と節電に適した時間を発信する声が続々。
一方で「またランダムに突然停電エリアが生じるのか」「鉄道の運行には影響ないの?」「充電器を何時~何時までに充電するのがオススメです! みたいなアナウンスもしてほしい」と不安に駆られたユーザーの声も散見されている。
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(文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)