今田耕司、“飛行機同士がぶつからない理由”に感動 西行きと東行きに分け…
『人生が変わる1分間の深イイ話』では、ジェット機のパイロットに密着。知られざる仕事内容とは…。
21日放送の『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)では、「カッコいいお仕事SP」と題し、ジェット機のパイロットに密着。MC・今田耕司も感動の内容とは…。
■パイロットが緊張する瞬間は…
JALのグループ会社であるJ−AIRが運航する、最高時速800kmのジェット旅客機。今回はその女性パイロット・長谷川さんの日常に密着した。
離陸から着陸までみっちりと追う中で、長谷川さんは「離陸のときが一番緊張する」と語る。”決心速度”と呼ばれる機体が飛び立つために必要な速度があるのだが、ここに達するまでに障害物やエンジンの状況を確認し、離陸するかいなかを判断しなければいけないのだそう。
■飛行機同士はなぜ衝突しない?
無事に離陸し、いよいよ「空の旅」となったところで、はるか遠くに別の機体が見える一幕が。同時間帯にいくつもの機体が飛んでいる空だが、視界が悪い中でも、衝突しないのには理由があるようだ。
それは、運航ルートが東行きと西行きに分かれ、さらに東行きであれば「3万1千フィート、3万3千フィート…」、西行きであれば「3万フィート、3万2千フィート…」と、奇数偶数ごとに高度も分けられていること。
■「好奇心をくすぐる」
このようにあらかじめルートが決まっているため、離着陸を除いた約8割が、自動操縦なのだという。世界共通のこのルールに、今田も「うわあ…」と感動。
視聴者からも「そういうことだったのか。同じ高度で何機も運航してるのかと思ってた…」「マニアックだけど、好奇心をくすぐる」「大好きな企画」と多くの反応が寄せられていた。
■機長としてのポリシーは
小学生のときからパイロットになることを夢見ていた長谷川さん。2011年に合格し、副操縦士として8年勤務。2019年にめでたく機長に昇格したという。
長谷川さんは最後、カメラの前で自身のポリシーについて「誰が一番正しいのではなく、どの方法が一番安全に近いか(を考えている)」と語っていた。
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(文/Sirabee 編集部・東水 壮太)