倉持仁医師、PCR検査の陽性率5割超えに悲鳴 「やめたくなります」
倉持仁医師が新型コロナウイルスの高い陽性率を報告。厳しい現状に思わず弱音も…。
呼吸器専門医の倉持仁医師が21日、自身の公式ツイッターを更新。自らがおこなったPCR検査の高い陽性率を報告し、続いている厳しい現状を伝えた。
■続く厳しい現状に弱音
倉持医師は「本日3回目のPCR62例中32例陽性、陽性率51.6%」と半数以上が陽性となる検査結果を報告。「本日の外来も300人を超え、これで解除で対策が進まなければBA. 2(ステルスオミクロン)にやられます」と厳しい現状を伝えた。
先の見えない現状に倉持医師は「もう発熱外来とかもやめたくなります。てか、もちません」と弱音を漏らす。
各都道府県で出されていた「まん延防止等重点措置(まん防)」は17日の時点で政府から21日をもって解除となることが発表されているものの、19日の新規陽性者は全国で44,611人と未だ安心できない水準を保っている。
■まん防解除に疑問の声も
倉持医師の投稿に「事態は全く改善してないのに世の中すっかり収束モードになっているのが心底不思議でしかたありません」「やはりBA.2は、まん延してしまうのでしょうか」「本当にまん防解除で問題ないのか?」と政府の対応に疑問の声が集まった。
また、それでも戦わざるを得ない倉持医師ら医療従事者に「先生も疲れがたまっていると思いますが ご自愛ください」「倉持先生、どうか頑張ってください」「医療現場にいる先生方、 ほんとに大変だと思います。お疲れさまです」と心配と応援の言葉が届いていた。