硬貨2500枚超で作られたドレスが話題 ド派手な光沢を放ち防御力も抜群
大量の硬貨に穴を開けて、糸でつなぎ合わせ…。鎖帷子にインスパイアされた金属ドレスが、大きな反響を呼んでいる。
TikTokerの女性が2,000枚以上の1セント硬貨を糸でつなぎ合わせ、鎖帷子(かたびら)のようなドレスを制作。その外見の美しさと完成までの手間の多さに多くの反響が寄せられている。
■2652枚のコインを使用
TikTokやInstagramで、オリジナルの服飾アイデアを発表しているシェイ・ローズさん。このほど、大量の1セント硬貨をつなぎ合わせてワンピースのドレスを制作した。
このドレスの制作にあたり使用した1セント硬貨は2,652枚で、総制作時間は150時間、完成までに1ヶ月以上を要した。また、硬貨に穴を開けていくうちに4本の針が駄目になり、すべての硬貨をつなぐために使用した糸は13スプール(糸巻き)分にもなるという。
■中世の鎧が元ネタ
シェイさんはこのドレスについて、日本では「鎖帷子」とも呼ばれる、小さな金属の輪をつなぎ合わせて衣服の下などに着込む鎧「チェインメイル」にインスパイアされたと語っている。
完成したドレスは大量の1セント硬貨によって美しい光沢を放っており、Instagramに写真が公開されると20万件以上の「いいね」が付けられ、多くのコメントが寄せられることとなった。
■手のにおいに悩まされ…
ドレスの出来栄えにはとても満足しているというローズさんだが、当初想定していたよりも多くの1セント硬貨が必要になった。その上、何週間も硬貨のにおいが手から落ちなかったそうだ。
ちなみに日本では流通している硬貨を加工・破損することは犯罪にあたるが、海外ではそういった規制がない国も多い。潰して模様を刻印したり、アクセサリーに加工する趣味が一般に広く普及している。
■すべて1セント硬貨で作られたドレス
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(文/Sirabee 編集部・びやじま)