飼い主が犬を袋に詰めて生き埋めに 治療費を払えず血迷ったか…
あまりにも残酷…。犬の最期はとても悲惨なものだった。
愛犬を診察した獣医師の話に驚き、とんでもない行動に及んだ飼い主。そのせいで犬が死んでしまっていたことを、『The Daily Star』などの海外メディアが報じた。
■けがを負った犬
2019年のこと、イギリスで暮らすひとりの女(45)が、スペンサーと名付けた子犬を動物病院に連れて行った。他の犬と遊んでいるうちに、スペンサーが足を痛めてしまったからだ。
診察の結果、右脛骨が折れていると判明。女は4月後半にも動物病院を訪れたが、獣医師から想定外の話を聞きひどいショックを受けた。
■3つの選択肢
スペンサーを診察した獣医師は、「高い費用がかかるが手術で治癒を目指す」「足を切断する」「安楽死させる」という3つの選択肢があることを女に伝えた。
手術を望んだ女は経済的支援が得られないか調べたというが、無理だと判明したため、なんとスペンサーを処分しようと考えた。まずはスペンサーを袋に詰めて移動し、ひと気の少ない場所に行き生き埋めにしたという。
たまたま犬の散歩をしていたカップルがスペンサーを発見し、すぐに保護して獣医師の診察を受けさせた。しかしスペンサーの状態は悪く、発見からわずか2日後に安楽死させねばならなかった。