戦火を逃れ母国ウクライナからイタリアへ… 初登校した児童2名を全校で大歓迎
先生と児童たちは、国旗を振るなどして2人を迎え入れた。
ロシアによる軍事侵攻を受け、多くの人たちがウクライナを去り海外に脱出する道を選んでいる。そんな中、ある学校は児童2名を大歓迎。その様子と世間の声を、『Metro』などの海外メディアが伝えた。
■故郷を離れイタリアへ
ロシアによる軍事侵攻により、ウクライナで暮らす多くの人たちの日常が激変した。国を離れ、言葉も文化も異なる外国に逃れた人の数もずいぶん多い。
そんな中、イタリアに避難した一家の子供たち(10、8)が、早速新しい学校に通うことに。2人の初登校を前に、200人を超える児童と教職員が歓迎の準備を進めた。
■ウクライナの旗を振った子供たちも
2人の初登校の日、バルコニーに児童たちがずらりと並び、拍手をしながら迎え入れた。慣れない場所で緊張した様子の2人に喜んでもらおうと、ウクライナの国旗を振る児童の姿もあった。
また男子児童2名が歩み寄り、歓迎の挨拶をする一幕も。この心温まる様子を記念に残すため、学校職員は見守りつつ撮影にも精を出した。