ひろゆき氏、日本政府の”遺憾の意”に苦言 「効果あるとは全く思えない」
『アベプラ』北方領土進出の企業を税優遇したり、ミサイル演習を行うロシアへ遺憾の意を表明した日本政府にひろゆき氏が苦言。共感の声が寄せられている。
11日、『Abema Prime』に2ちゃんねる(現5ちゃんねる)元管理人で、現在4chan管理人の「ひろゆき」こと西村博之氏が出演。日本政府の対応に苦言を呈している。
■北方領土でミサイル演習
10日にロシア軍が北方領土と千鳥列島で、ミサイル演習が行われたことを報道。10日よるから11日未明にかけて、ロシア海軍艦艇10隻が津軽海峡を通過した。
発射されたミサイルは、地対空ミサイルシステム「S300」で、ウクライナ侵攻後、厳しい制裁をロシアに科したアメリカや日本をけん制する狙いがあると見られている。
また、同日には、北方領土進出企業に税優遇を設ける法律がロシアで成立。このことについて、日本政府・松野 博一官房長官は、「遺憾だ」と表明している。
■「遺憾の意」を表明しても…
話を振られたひろゆき氏は、「相変わらず日本政府は『遺憾の意を表明する』といういつもどおりのことを言っているんですけど、遺憾の意を何回やったら次はキレるからなっていうのをちゃんと言ったほうがいいと思うんですよ」と持論を展開。
続けて、「ロシアってウクライナに攻め入って民間人を殺すようなことをやっているような国じゃないですか? それに対して、遺憾の意を表明とかで、何か効果があるとは全く思えないんですよね。なので、ちゃんと効果のある形で、伝えないといけないのかなと思いました」と語った。
■共感の声相次ぐ
ひろゆき氏の話にネットでは、「行動が伴わない言葉では全くの無意味」「北方領土は日本の領土とするならやっぱりおかしい」「何回遺憾の意を表明しているんだろう」といった共感のコメントが多く寄せられた。
一方、「相手は核保有国だし、日本は憲法第9条もあるし、なかなか難しいんだと思う」といった意見もみられた。
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(文/Sirabee 編集部・Aomi)