笠井信輔アナ、震災直後の東北で見た忘れられない光景 車に赤い字で…
東日本大震災発生直後、取材で現場入り。津波の被害を受けた街の様子を公開した。
フリーアナウンサーの笠井信輔が11日、自身のインスタグラムを更新。東日本大震災発生直後に被災地を訪れ、現場の悲惨な状況を目の当たりにしたことを回想した。
■取材で現場入り
東北を襲った大地震発生からきょうで11年。当時、笠井アナは取材で宮城・南三陸に向かっていたという。
「11年前のあの日南三陸の海は筆舌に尽くしがたい状況になってしまいました」と振り返り、津波の被害を受け、壊滅状態になった街の様子を画像で伝えた。
■津波で無残な姿に
海岸線から4キロ離れているのにも関わらず、東松島では津波で流された列車が街中に。原型をとどめないほど崩壊した家屋の様子も公開し「震災2日目に現地に入った私たちはぼう然と立ち尽くすしかない状況でした」と記した。
そんな中、石巻で忘れられない光景があったと明かす。
■「いまだに忘れられません」
添付した1枚の写真。津波でダメージを受けた車のボディーに、赤い字で「明けない夜はない」とのメッセージがつづられている。絶望の中でも、被災地の住民は前に進もうとしていたといい「石巻で見つけた車に書かれたメッセージはいまだに忘れられません」と今も強く記憶に残っていると明かした。
現場に足を運んだ笠井アナだからこそ伝えられる、地震発生直後の被災地の様子。SNS上には「忘れてはいけないできごとですね。風化させてはいけない」「私たちも忘れちゃいけませんね。普通でいる事を」「二度とこのような悲しい思いをしないためにも決してこの日のことを忘れずに、しっかりと伝え続けていかないとだめですよね」などのコメントが届いている。
■被災地の写真公開
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(文/Sirabee 編集部・RT)