いとこの少女と不倫した20代の妻帯者 親戚関係が崩壊する殺人事件に発展
結婚していながら、未成年のいとこと…。そもそも常識では「あり得ない」といわれる関係だ。
妻がいるにもかかわらず、いとこの女性に恋をしてしまった男性。インドでこのほど、一族の人間関係を崩壊させる殺人事件が発生し、『Millennium Post』『Times Now News』などが報じている。
■妻帯者がいとこと不倫
インド・ウッタルプラデーシュ州のメーラト市で、このほど25歳の男性が集団暴行にあい、搬送先の病院で2日に死亡した。名はシャハブディンさんと姓のみ公表されている。
彼はマディヤプラデーシュ州ダラムプリのモハラに妻と暮らしていたが、いとことの不倫が発覚。それが事件の発端だった。
■再三の警告を無視
実家の家族に「別れろ。いとこと恋愛なんて絶対にだめだ」とたしなめられても、シャハブディンさんは「妻を捨ててでも一緒になるつもりだ」と態度は頑なだった。
一方、いとこは嫁入り前の未成年だった。彼女の両親はより激しく怒っており、「娘に二度と会うな。このままでは済まされないぞ」とシャハブディンさんに厳しく警告するも、事態は変わらなかったという。
■仕事帰りを待ち伏せ
若いふたりが相変わらず極秘の関係を続けていることを知り、怒り心頭に発したいとこの家族は先週、メーラト市で仕事を終えたシャハブディンさんを急襲。持っていた棒で激しく叩き、殴る蹴るの暴行を加えた。
シャハブディンさんは瀕死の状態で同市の病院に運び込まれ、連絡を受けた両親は息を引き取るまで息子を見守った。
■父親は失意のどん底に
事件は傷害から傷害致死へと切り替わり、警察の聞き取りにシャハブディンさんの父親ヤメーンさんは、犯行が疑われる親族5人の名前を挙げた。
いずれも犯行後に逃走していたが、次々と身柄が拘束されたことを警察は発表している。妻帯者と未成年のいとこが不倫し、それに続いて殺人事件も起きた。この一族の人間関係は完全に破綻してしまったようだ。
・合わせて読みたい→自殺の元警察官が残した仰天の遺書 少女暴行や連続殺人事件の犯人と判明
(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ)