10代少女が妊娠し自殺 事実を知りながら通報しなかった学校長も逮捕に
学校長たちのまさかの不手際を、警察は許さなかった。
人生これからというときに深刻な事態に直面した16歳の少女が、自らの命を絶った。その悲惨な経緯と警察の動きについて、『Times Now』などインドのメディアが報じている。
■コロナ禍で悲劇
昨年のこと、新型コロナウイルスの感染拡大が極めて深刻だったインドで、ある少女(16)が恐ろしい目にあった。たまたま隣りで暮らす男に狙われ、性的暴行を受けてしまったのだ。
被害については誰にも言えなかったらしく、それを知ってか男はチャンスを狙っては少女を襲うように。そのうちに少女は体調を崩すようになったが、本人にはその原因が分かっていなかったようだ。
■まさかの妊娠発覚
2021年12月、ようやくの学校再開を少女は喜んだが、やはり体調を崩し卒倒。学校関係者が近くの病院に連れて行ったところ、状態を確認した医師に少女の妊娠を知らされた。
学校長は少女の両親に連絡し、体調不良だと伝え「家に連れて帰ってあげて」と告げた。しかし妊娠については両親にも言えず、黙っていたようだ。