「出納」を何と読んでいる? およそ2割の人が誤読していた…
たまに目にする「出納」という漢字。本来の読みを聞いて驚く人も?
日頃、見聞きする言葉でも、いつのまにか読み方を間違ってしまっていた…というものも多いのでは。今回、Sirabee編集部が行なった調査によって、そんな言葉が発覚した。
■「出納」なんて読む?
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女410名を対象に、「出納」を何と読んでいるか調査を行なったところ、全体で21.0%の人が「しゅつのう」、79.0%の人が「すいとう」と読んでいると回答した。
また10代の32.8%、20代の55.0%が「しゅつのう」と回答。一方で、50代から60代の9割以上が「すいとう」と読んでいることが判明している。
なお、本来の正しい読み方は「すいとう」だ。
■出納は「お金の出し入れ」という意味
「出納」とは、本来、物を出し入れすることを指し、経理用語としては「お金の出し入れ」という意味で使われるのが一般的だ。
また、会社組織や個人事業において、お金の入出金を記録した帳簿を「出納帳」といい、一般的に入出金を現金で行なうものを「現金出納帳」、銀行預金で行なうものを「預金出納帳」と呼ぶ。