60代女性が団地で孤独死 50回超の通報の果てに死後2年たつ遺体が発見

家族とも隣人とも、接触はゼロ…? 孤独死していた女性は、まだ60代前半だった。

団地

たったひとりで亡くなり、誰にも気づいてもらえなかった女性。近所で暮らす人たちは腐敗臭に気づき救いを求めていたが、遺体の発見・回収まで長い時間がかかってしまった。その経緯を、『The Sun』などイギリスのメディアが伝えている。


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■漂った異様な臭い

イギリスの公営団地で暮らしていたシーラさん(61)という名の女性が、何年も前にいきなり姿を見せなくなった。

そしてしばらくすると、シーラさんの家のドアの下から虫が這い出すように。近所にまで腐敗臭が漂ったため、たまりかねた隣人たちが、建物を管理する住宅協会に連絡したという。

協会も気にはしていたが、新型コロナウイルスの感染拡大のせいでロックダウンが始まったため、内部の確認を断念。不満を訴える住人たちには、「排水設備から臭いが漏れている」と説明したそうだ。

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■発見された女性

隣人たちは臭いや虫にずいぶん悩み、何度も住宅協会に連絡。50回以上も電話をかけたところ、ようやく数名の警官がシーラさんのアパートに立ち入り、遺体を発見・回収した。

はっきりした時期は不明だが、シーラさんは2年以上前に亡くなった可能性が極めて高い。その間の家賃などは当然ながら滞納していたというが、生活保護給付金が住宅協会にまわされていたようだ。

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■隣人らのコメント