「母乳が脇の下から出る…」 副乳の存在にあわてた女性の体験談が話題に

母乳育児中は、副乳のほかに乳腺が張って痛むことも。その場合は冷やすと良いそうだ。

2022/02/27 04:00

授乳・母乳

ある女性が出産し、赤ちゃんに母乳をあげていたところ、脇の下が濡れていることに気付いた。そこで今まで知らなかった事実が発覚したという。インドの『Indiatimes』やアメリカの『NEW YORK POST』が、驚きの話題を伝えた。


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■授乳中に娘の髪の毛が…

「@thelittlemilkbar」のアカウント名でInstagramに体験談をシェアし、話題となっているのはリンジー・ホワイトさん。母乳育児をしているママ向けの衣類やグッズ、幼児服を取り扱うアパレル会社『The Little Milk Bar』のオーナーでもある。

そんなリンジーさんはある日、娘のアリーちゃんに母乳をあげていたところ、アリーちゃんの髪の毛が濡れていることに気がついた。

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■脇の下にしこり

原因はリンジーさんの脇の下にあった。そこが大量に濡れており、「脇にこんなに汗をかいたことないけれど…」と不思議に思ったそうだ。

注意深く脇の下を触ってみたところ、そこに大きなしこりを発見。押してみると、大量の母乳があふれ出した。出産前にはしこりなどなかったため、不安を感じたリンジーさんは病院へ駆け込んだという。

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■今では両脇から

診察を受けたリンジーさんは、医者からは「心配いりません。乳腺は脇の下までつながっているんです。あなたは“副乳”を持っているんですね」と説明された。

長女のアリーちゃんのときは片方だけだったが、続いて長男のコバくんが誕生すると、なんと両脇から母乳が漏れるように。リンジーさんは「乳頭と脇の下の副乳。今では数ヶ所から母乳が出てくるのよ」と冗談交じりに話している。


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■副乳とは…?

両脇から鼠径部を結ぶ線は「ミルクライン」と呼ばれることがあり、「副乳」はそのライン上に生じる過剰な乳頭や乳腺のことを指す。犬や猫がそうであるように哺乳動物はいくつもの乳頭を持っているが、人間は退化し、その名残りが副乳という形で残っていると考えられている。

男性の1.5%ほど、そして女性の5%ほどが副乳を持っているといわれ、女性ではリンジーさんのように母乳育児で気がつくケースが多いという。

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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ

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