2022年2月22日午前2時22分に分娩室2番で誕生した女児 「ミラクルベビー」と話題
ゾロ目尽くしのなかで誕生した赤ちゃん。これは幸運の前兆だと言われている。
「親やきょうだいと誕生日が同じ」「祖父母の命日と子供の誕生日が一緒」など、誕生日についてはさまざまな偶然が起きる。このたびアメリカで、ずらりとゾロ目がそろった日に赤ちゃんが誕生した。『FOX NEWS』や『People』が報じている。
■明るいニュースに大賑わい
アメリカ・ノースカロライナ州バーリントンにあるアラマンス地域医療センターで、このたび元気な女の赤ちゃんが誕生した。
なんと22年2月22日の午前2時22分に、分娩室2番で産声をあげたといい、この明るい話題は世界に向け大きく報道された。
■癌を克服していた母親
母親のアベリ・スピアーさんは数年前、白血球の一種であるリンパ球ががん化してしこりをつくる、「ホジキンリンパ腫」という深刻な病を発症していた。
つらい化学療法や放射線療法を乗り越えてなんとか克服したものの、アベリさんは医師から「病や治療の影響で、残念ながら妊娠の可能性は低い」と告げられていた。
それでも夫のハンクさんとともに、「いつか赤ちゃんを授かれるように」と祈り続けていたという。
■神様に感謝
その真剣な気持ちが神様に届いたのか、アベリさんは医師の予想に反して妊娠。そして夫妻は、今月22日に無事誕生した赤ちゃんに、神の恵みやご加護に感謝する気持ちを込め、「ジュダ・グレイス」ちゃんと命名した。
これを受け、アラマンス地域医療センターもFacebookで声明を発表。「このファミリーと赤ちゃんにとって、特別な“2日間”になりました。家族の祈りが神に届き、ミラクルが起こりました。誕生おめでとう、ジュダ・グレイスちゃん!」とコメントしている。
■「奇跡」の経験は?
Sirabee編集部が全国10代〜60代の男女1,732名を対象に調査したところ、全体の39.4%が「奇跡だと思った瞬間を経験したことがある」と回答した。
性年代別に見て、最も多いのは男女ともに10代という結果になった。
科学では証明できない不思議な経験や奇跡。ただし、年齢が上がるにつれ割合は減少していくようだ。若いほど気づきや発見により敏感で、純粋さゆえ、何事にも感動できるということなのかもしれない。
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)
対象:全国10代~60代の男女1732名 (有効回答数)