11億円超の当選くじを妻に贈った夫が話題 「愛してる」の言葉とともに…
30年間かけて全額を受け取るか、税金を支払い一括で約7億5,400万円を受け取るか…。
バレンタインデーが過ぎ、素敵なプレゼントを贈った、贈られたという話が連日のように飛び出しているが、こちらの宝くじの話題はいかがだろうか。アメリカの『OUTSIDER』や『NEW YORK POST』などが報じ、人々を「文字通りケタ違いの愛情だ」と驚かせている。
■日頃の感謝と愛を込め…
あまりの太っ腹ぶりと愛情が話題になっているのは、バージニア州プリンスウィリアム郡のヘイマーケットに暮らす男性。最近、『Extreme Millions $10,000,000』というスクラッチ式の宝くじで、見事に1等賞を当てていた。
そしてバレンタインデーだった2月14日、日頃の感謝の気持ちを込め、「愛しているよ」の言葉とともに、当選くじを妻のマリア・チカスさんにさらっと手渡したそうだ。
■妻さえ喜んでくれれば…
男性はバレンタインデーの数日前、1人でマナッサス市にあるスーパーマーケット『IN & OUT MART』に出かけた際に、その宝くじを30ドル(約3,400円)で購入して当選を知った。
自身の資産にすることも可能だったが、喜びも悲しみも妻とともに…という男性は、妻の喜ぶ顔が見たくて、なんと当選くじそのものをマリアさんに譲ることにした。「なんていい夫なの」と騒がれているが、そんな夫である男性の名前は、明らかにされていない。
■「君はこれで億万長者だ」
アメリカのバレンタインデーは、花束、スイーツ、ジュエリー、高級下着などを妻や恋人に贈るのが定番となっている。だが、この男性は宝くじを手渡しながら「これで億万長者だね」と言った。
マリアさんは、笑いながら「冗談言わないでよ」と返したが、本当に1,000万ドル(約11 億4,600万円)に当選していると知り、唖然としてしまったという。
■当せん確率は約300万分の1
バージニア州宝くじ協会によれば、そのスクラッチゲームで1等賞の1,000万ドルを当てる確率は、293万7,600分の1とのこと。
30年間の分割で全額を受け取るか、税金を支払い一括で657万302ドル(約7億5,400万円)のみを受け取るか検討した結果、マリアさんは一括で受け取ることを選択したそうだ。
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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ)