世界最大のイチゴがギネス世界記録に認定 大きさは手のひらサイズ
これまでの世界記録は、日本のイチゴが保持していたという。巨大なイチゴを食べたいかどうかで、意見が真っ二つに分かれた。
イスラエルの農家が栽培した巨大イチゴが、世界で「最も重い」イチゴとしてギネス世界記録に認定された。『CNN』『Independent』などの海外メディアが報じている。
■通常の品種の約5倍
イスラエルで農業を営むチャビ・アリエルさんはこのほど、自身の農場で育てたイチゴがギネス世界記録によって、世界で最も重量のあるイチゴとして認められた。
イチゴの重さは289グラムで、これは現地で栽培されているイラン品種のイチゴの平均重量の約5倍にもなる。さらに全長は18センチ、円周の長さは34センチと、大人の手のひらほどのサイズがある。
■冬の間に再現なく成長
レコードブックの記述によると、イチゴがこれほど大きく育った理由については、2021年初頭にイスラエルを襲った記録的な寒波があるという。
寒さによってイチゴの成熟プロセスが大幅に遅れたため、この巨大なイチゴは冬の間中、重量を増やし続けることができたのだそうだ。なお、これまでの世界記録は250グラムで、2015年に日本の農家によって発見されたものだった。
■1年越しの記録認定
ギネス世界記録では公式認定員による審査が行われるため、申請してから記録が認定されるまでに相応の時間がかかることもある。
昨年にはニュージランドで発見された巨大ジャガイモが「大きすぎてジャガイモかどうか疑わしい」という理由でDNA検査を要求されており、結果はいまだに出ていないようだ。
約1年待ってようやく記録が認められたアリエルさんは、「長い間この時を待っていました」とコメント。「話を聞いたとき、私は車の上に飛び乗って、笑いながら歌っていました」と喜びを表していた。
■大きすぎて食欲は湧かない?
このニュースに対して、SNS上では「イチゴ好きがお腹いっぱい食べられるサイズだ」「おとぎ話で見たことある」「この大きなイチゴを再生産することができたらすごいことになるぞ」と驚きのコメントが続出している。
一方で、あまりの大きさからか「サイズがモンスターすぎて食べる気が起きない」「イチゴ界のジャバ・ザ・ハット」「育ちすぎた作物ってどれもあんまり美味しそうじゃない…」といった反応もある。
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(文/Sirabee 編集部・びやじま)