動物保護施設でボランティしていた高齢女性 心閉ざした大型犬に噛み殺される惨事
犬を愛し献身的に世話をしていたのに、あまりにもひどい目に…。
高齢にもかかわらず、無給で保護動物のケアにあたっていた女性。しかし凶暴な大型犬に襲われ亡くなってしまったことを、『New York Post』などアメリカのメディアが報じた。
■保護犬の世話をしていた女性
アメリカ・フロリダ州で暮らしていたパム・ロブさん(71)は、とても優しい女性だった。普段は100匹以上の保護犬が暮らす施設に通い、ボランティアスタッフとしてせっせと働いていたのだという。
そんなパムさんが1ヶ月ほど世話をしていた1匹の大型犬が、先日いきなり暴れてパムさんを襲撃。元気だが高齢のパムさんは45キロ超の犬に襲われ、まったく抵抗することができなかった。
■凄まじかった襲撃
一緒に働いていた女性スタッフは、パムさんが腕を噛まれ地面に倒れ込む姿を見て救おうとした。自らもけがを負いながら懸命に犬を引き離そうとしたが、犬はパムさんが死ぬまで噛み続けたという。
この犬は元飼い主に虐待され捨てられたとみられ、保護された後も心を閉ざしたままだった。そこでパムさんはしっかり寄り添いながらケアしていたのだが、その気持ちが犬に通じることはなかった。