『武田鉄矢の昭和は輝いていた』2時間SP 昭和歌謡ヒット曲を徹底解剖

ヒットする曲には緻密な計算とアイデアがあった。「青い山脈」「スーダラ節」などを徹底解剖。

■イントロに隠された驚きの秘密

また、日本レコード大賞を受賞した沢田研二の「勝手にしやがれ」のイントロに隠された驚きの秘密に迫る。沢田の貴重映像も必見。アニメからは「宇宙戦艦ヤマト」「アルプスの少女ハイジ」主題歌の壮大な制作秘話が明かされる。

さらに、ゲストの宮川氏が作編曲し、今再びブームを巻き起こしている「マツケンサンバⅡ」。松平健の歌唱がフルバージョンの映像で届けられる。


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■ヒット曲や名曲の陰には面白い話が

スタジオゲストの音楽ディレクター・ふくおかとも彦氏、作家・吉永みち子氏からコメントが届いている。

ふくおか氏:昭和時代のポップミュージック・シーンはエピソードてんこ盛りです。ヒット曲や名曲の陰には必ず何か面白い話があると言ってもいいくらい。


そんな話を見つけては喜んでいる私ですが、楽器は弾けないし(ドラムは少々嗜みますが)、音楽理論には強くないので、宮川彬良さんの音の分析には、いつも目から(耳から)ウロコです。


宮川さんの解説を伺ってから聴くと、同じ曲なのに、少し違って聴こえてきませんか。「エピソード」と「音の分析」があれば、音楽が立体的に膨らんで、“3乗”で楽しめますね!

吉永氏:自然に口をついて出てくるヒット曲を解剖するという思いもつかなかったアプローチから、一体何が見えてくるのか。興味半分、ビビる気持ちも半分。


なるほど、こんな仕掛けが隠されていたのか、こんな作り手の挑戦がひそんでいたのか、こんな背景やエピソードがあったのか。それにしても何とまあ見事に乗せられていたものか。


そうだったのか! と素直過ぎる自分に若干の悔しさはあったけれど、やっぱり気分は負けてうれしい花いちもんめ。鼻歌の色合いがちょっと変わるかも。


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■サロンに来たつもりでご覧ください

宮川氏とプロデューサー・橋本かおり氏からもコメントが届いている。

武田鉄矢の昭和は輝いていた

宮川氏:この番組に呼んでいただいて、いつも思うことなんですが、みんなで知恵を出し合うから、考えてきたことが何倍にも膨らみ、そして考えがさらに深くなるんです。


仕事をしに来たというより、勉強をしに来ているような、サロンでお話をしているような感じに近いです。みなさんも是非、サロンに来たようなつもりでご覧ください。

橋本氏:歌謡曲がヒットするには色々な秘策があった。服部良一の「青い山脈」が、動く汽車からの車窓からのイメージがつくのにはイントロに秘密があったのです。


また、ビッグヒット「勝手にしやがれ」のレコーディングの工夫や、宮川彬良さん作曲の「マツケンサンバⅡ」の誕生秘話など曲作りの側面から紐解いていきます。


宮川さん独特の爆笑解説、ふくおかさんの曲の裏話、カラオケ好き吉永さんの歌謡曲への愛が、2時間繰り広げられます。お楽しみに!

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(文/Sirabee 編集部・ホンマみつる

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