佐藤健が『護られなかった者たちへ』の裏話明かす 「阿部寛さんとの共演楽しみだったが…」
優れた2021年公開映画を表彰する「毎日映画コンクール」が開催。主演賞に佐藤健、尾野真千子が選ばれ、歓喜のコメントを残した。
15日、東京・めぐろパーシモンホールで行われた「第76回毎日映画コンクール」に、俳優の佐藤健、和田庵(いおり)、女優の尾野真千子、清原果耶、片山友希が登場。それぞれ2021年公開映画での熱演が高い評価を受け、表彰された。
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■キャストのほかスタッフも表彰
毎日映画コンクールは1946年、日本の映画産業の振興に寄与し、国民に映画の楽しさを広く伝えることを目的に、毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社によって創設された国内最高峰の映画賞。
演技、作品はもちろん、撮影や美術、録音などのスタッフ、日本映画を代表する名女優・田中絹代の名を冠する賞などで、活躍した面々が表彰される。
このたび第94回米アカデミー賞(日本時間3月28日発表)で、日本映画史上初となる作品賞ほか4部門でノミネートされた『ドライブ・マイ・カー』(濱口竜介監督)は、本コンクールで日本映画大賞、監督賞を受賞。
■佐藤健と尾野真千子が主演賞
脚本賞には『空白』吉田恵輔氏、撮影賞に『すばらしき世界』笠松則通氏、美術賞に『燃えよ剣』原田哲男氏、音楽賞に『すばらしき世界』林正樹氏、録音賞に『孤狼の血 LEVEL2』浦田和治氏がそれぞれ選ばれた。
キャスト陣としては、男優主演賞に『護られなかった者たちへ』の佐藤、女優主演賞に『茜色に焼かれる』の尾野、男優助演賞に『すばらしき世界』の仲野太賀、女優助演賞に『護られなかった者たちへ』の清原、スポニチグランプリ新人賞に片山と和田がそれぞれ選ばれている。そして女優・宮本信子はこれまでの功績が評価され田中絹代賞を受賞した。