『劇場版 おいしい給食』場面写真が解禁 市原隼人が全身で給食愛を表現
『劇場版 おいしい給食 卒業』主演の市原の渾身の演技に、綾部監督は「想定を上回る芝居に釘付けになった」と絶賛した。
■偶然できた奇跡のスライディング
綾部監督は「とくに市原くんと事前に相談はしていませんでしたが、彼も同じことを考えていたようで、当日のリハーサルの中で、神野ゴウの挑発に対抗すべく、偶然できあがった奇跡のスライディングです」と撮影時の状況を説明。
続けて、「よく見るとしっかり内履きサンダルを脱ぎ、給食トレイを片付け、綺麗にスライディングしています。この作品の見どころの1つです!」と、市原の細部へも気を配った演技をアピール。
さらに、「大きなアクションにしようと考えていましたが、その想定を上回る、表情筋からつま先まで、己の身体能力を駆使し、全身で芝居する市原隼人の芝居に釘付けになりました!」と、予想を上回る演技を披露した市原を絶賛した。
■「甘利田の欲を満たす事に必死だった」
対する市原は、「正直、記憶がない程に無我夢中で走り続けました。愛して止まない唯一無二の世界観が向かう先はいまだに計り知れません。
初めて登場する甘利田の私服や、給食の時間に違う世界へ入ってしまうシーン、神野のもとへ体ごとダイブしてしまう姿は何度見ても笑ってしまいます」と撮影を振り返った。
このシーンの誕生した経緯については、「何故…そんな芝居をしたか、覚えていません。現場に入ると甘利田が憑依してしまい、自分の中の甘利田の欲を満たすことに必死でした」と語っている。