足の速さに自信アリ? 「ソニック」のマスクをした強盗が警察から逃げおおせる
ソニックのマスクを被った強盗犯が、金銭の略奪には失敗するも逃走には成功。その俊足ぶりが話題になっている。
米フロリダ州の信用組合に「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」の被り物をした強盗が押し入り、その場から走って逃走。あまりの逃げ足の早さに警察が捜索に失敗したというニュースを『Newsweek』『NME』などの海外メディアが報じている
■「ソニック」マスクで顔を隠す
フロリダ州当局がFacebookに投稿した内容によると、オーランド北部の都市デランドにあるフロリダ信用組合に、ハンマーで武装した強盗の男が押し入ったという。
目撃者の話では男は、SEGAの人気ゲーム『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』シリーズの主人公である青いハリネズミのキャラクター「ソニック」に似たマスクで顔を隠していたそうだ。
■ハンマー片手に入店
従業員が警察に証言したところによると、男はまず建物に入り、手に持ったハンマーをちらつかせて受付窓口の係員に現金を要求した。その間、ハンマーで受付に設置された窓を叩き続けていたという。
しかし信用組合側は男の要求に応じず、1人の従業員が彼を取り押さえようと立ちはだかったため、強盗はその場から走って逃走することを選んだようだ。
■逃げ足が速すぎる?
結果的に何も盗まれず、誰も傷つかずに済んだ事件ではあったが、ソニックのマスクをかぶった男はあまりにも素早く、警察が駆けつけたときにはどこかへ行方をくらませた後だったようだ。
デランド警察が出した声明では容疑者の絞り込みに難航しているようで、いまだに犯人の逮捕には至っていない。現在、一般市民からの目撃情報を広く募集しているという。
■ネットでは様々な憶測が
ネット上では男がソニックの被り物をしていたことから「犯人は足に自信があったのではないか」という憶測や「音速で逃げられたら警察も捕まえられない」といった反応が見られた。
さらには男がジョー・バイデン大統領を揶揄するフレーズである「レッツゴーブランドン」と書かれたパーカーを着ていたため、ニュースになることを目的とした愉快犯なのではないかという声も寄せられている。
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(文/Sirabee 編集部・びやじま)