子供の送迎で露出多めのママと服装を非難するママ 両者の主張に世間は賛否両論

「人間の第一印象は3秒で決まり、視覚からが55%」と言われている。TPOを考えたファッションも大切だが…。

母親・息子・親子・送迎・送り迎え

子育て中の母親にとって、ママ友をはじめとする保護者たちからの目は気になるもの。露出度が高めの母親が、「TPOをわきまえていない」と批判の標的にされてしまうことがある。だが、当然それに反論する母親も…。

ある女性のFacebookがそんな話題で炎上していることを、イギリスの『Mirror』やオーストラリアの『7 NEWS.com.au』が報じている。


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■送迎の様子を隠し撮り

ママ友関連のわずらわしさは古今東西を問わず、南米のボリビアにも存在する。サンタクルス県・サンタ・クルス・デ・ラ・シエラ市で、弁護士兼フィットネスモデルとして働いているヴァネシタ・ヴァネサ・メディナさんが、その問題に直面しているひとりだ。

ある朝、4歳になる子供を学校に送っていったヴァネシタさんの姿を、別の母親がこっそりと隠し撮り。その写真には「子供の送迎にこの服装ってどうなの?」というキャプションが添えられ、SNSで拡散されてしまったという。

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■仕事着のようなもの

母親業のかたわら、フィットネスモデルとしても活躍しているヴァネシタさんは、普段から露出多めの服装を好んで着用している。その日も、胸元と背中が大きく開き、太ももが露わになり、体にフィットしたファッションを選んでいた。

ミス・フィットネス・ボリビアで優勝した経験もあり、彼女にとってそうしたスタイルは仕事着のようなもの。「露出にも抵抗はない」という。

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■非難の声も多く

ヴァネシタさんが当時の写真を添え、一連の流れをFacebookで説明すると、6万6,000人のフォロワーの間でも賛否両論が飛び交い、炎上する事態となってしまった。

「あなたは気にしなくても、保護者や先生の目があるでしょう。TPOをわきまえて」「こんな服装で学校に来る母親を持つ子供がかわいそう」といった非難の声が相次いだ。

ただし、「スタイルがいい彼女がうらやましいだけ」「自分の夫の目が気になるんでしょ?」「パジャマで来る母親よりマシ」と擁護派も。また、「せめて学校の時だけ何か羽織るとか」と具体的な提案もあったようだ。


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■「犯罪なのでは?」

この件についてヴァネシタさんは、まずは味方についてくれた人たちに感謝を示し、続いて「私の服装以前に、他人を隠し撮りして勝手にSNSで拡散する行為のほうが、よほど問題なのでは? しかも息子の顔まではっきりと写っている、これはもう犯罪よね」と反論した。

さらに「日々、懸命にエクササイズを続けて努力した結果、私はこの体を手に入れたの。それに全愛情を注ぎながら、しっかりと息子を育てているわ」「服装で人を判断するのは理不尽だわ」とも主張。Facebookでのさらなる展開が注目を集めている。

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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ

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