前田健太投手、大リーグDH制導入に嘆き 「もうホームランが打てなく…」
前田健太投手がMLBの両リーグDH制度導入を受け、「もうホームランを打てなくなる」と嘆きの投稿をした。
ミネソタ・ツインズに所属する前田健太投手が11日、自身の公式インスタグラムを更新。メジャー両リーグで導入されることになった指名打者(DH)制度に触れた。
■DH導入で「もうホームランが…」
前田投手は2016年4月のロサンゼルス・ドジャースに移籍後、初めてとなるパドレス戦4回第2打席でホームランを放ったシーンを投稿。「私はもうメMLB(メジャーリーグ)でホームランが打てなくなってしまった」とのコメントを添えた。
投手に変わって攻撃時に別のバッターが立つことができるDH制度が今季からナ・リーグでも導入されることになったことから、今回の前田投手のコメントとなった。
■長年検討されて続けてきた
1973年にア・リーグでDH制が導入されて以来、ナ・リーグでも検討され続けてきたが、現在まで実現することはなかった。
MLBのロブ・マンフレッド・コミッショナーが11日(現地時間10日)にフロリダ州オーランドで記者会見をおこない、ナ・リーグでも指名打者を採用するユニバーサルDH制度の導入と同時に補償ドラフト指名権を廃止するなど、よりFAが活発になるような改正も発表した。