わが子2人を惨殺し遺体を弟たちに見せた夫婦 心理的児童虐待は否定し無罪を主張
警察の聞き取りに、弟たちは「何日も物を食べられず、ショックでずっと寝室にいた」と話した。
わが子を惨殺し、そのむごたらしい遺体を下の幼い子供たちに見せていたアメリカ・カリフォルニア州の夫婦が、逮捕・起訴された。
殺人罪のほか、心理的児童虐待の重い罪にも問われていると、『Santa Monica Daily Press』『Fox News/Los Angeles』『PEOPLE』『NEW YORK POST』などが報じている。
■両親が実子2人を殺害
カリフォルニア州ランカスター市で2020年12月4日、フィットネスジムのパーソナルトレーナーをしていたモーリス・ジュエル・テイラー・シニア(35)が、わが子2人を殺害した容疑で逮捕された。
同年11月29日に、娘のマリアカ・テイラーちゃん(13)、息子のモーリス・ジュニアくん(12)を刺殺し、斬首したうえ死体を隠していた疑いがもたれている。
■幼い弟たちが遺体を直視
事件は、ジムの顧客から「モーリスと連絡が取れない、行方不明だ」との通報がきかっけで発覚した。郡保安官事務所の職員が出動し、モーリスの自宅で子供2人の遺体を発見。これによりモーリスは殺人容疑で逮捕された。
同時に、当時8歳と9歳だった2人の息子が、姉と兄のむごたらしい遺体を見ていたことが判明した。弟たちは郡保安官事務所の職員に「ショックで何日間も食べられずにいる。ずっと寝室にいた」などと話したという。