優秀な人物を雇用したのに別人が出勤 コロナ禍のオンライン面接で被害増加

オンライン面接で採用した優秀な人材。出勤してきたのはまさかの別人で…。

■上司らの決断

この件につきある上司に相談したところ、男性は意外なことを聞かされた。面接官のひとりで面識があるはずの上司に向かって、ジョンさんは「あなたの担当業務は?」と質問したのだという。

「やっぱりおかしい」と考えた男性らは、会社の顧問弁護士らにも相談。上層部の許可も得たうえで、さっそく呼び出して事情を聞くことにした。


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■あっけない辞職

ジョンさんは話し合いに応じず、その場でなんと辞職。あっさり仕事をあきらめて姿を消し、連絡もつかなくなったのだという。

海外のサイトによると、この手の詐欺は実際にあるとのこと。コロナ禍でオンライン面接に切り替える会社が増えていることも、その一因だ。最近では慎重な会社も増え、写真付きの本人確認書類を面接中に提示するよう求めることもあるという。

替え玉面接については、発覚すれば大きな問題に発展する可能性がある。決して不正のないよう、しっかり準備し自分の力で乗り切りたい。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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