「母を殺した男を許し友達になりました」 女性の告白に驚きの声が続々

大事な親を殺した人物と、友人に…。難しい決断を下した女性がいる。

■母を殺した男と対面

マライアさんは、2016年に長い手紙を執筆。「あなたを許します」「どうかあなたも自分を許してあげてほしい」と書き、母親を殺した獄中の殺人犯に宛て郵送した。

しばらくして釈放された男は、マライアさんと対面。「君のお母さんは、ドラッグ代を僕から借りたままだったのです」「ケンカになり、その勢いで刺してしまいました」などと述べ、涙ながらに謝罪したのだという。


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■「友情を大事にしたい」

対面を果たしたマライアさんは、母親の命を奪った男と友人として交流を続けることにした。今では一緒に受刑者や被害者に会い、更生や許しについて自らの思いを伝えることもあるのだという。

マライアさんは、「(母を殺した人間を)許すこと、そして彼自身が自分を許す手助けをすることで、私の人生はずいぶん平和になりました」「この友情を一生大事にしたい」と明かしている。

もし自分の親や子供が殺されてしまったとしたら、どんな事情があるにせよ許すことは難しい。それでも許す道を選んだマライアさんに多くの人が驚いており、「絶対にあり得ない」「危険だと思う」という声もあがっている。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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