10代で母になった娘に「自分の選択だ」 土日のシッター利用を断った父親に賛否
学校と勉強の時間以外、子供の面倒を見ると約束した娘。だが土日もベビーシッターを利用したいと言い出した。
■土日のシッター利用は不許可
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、娘が学校に行っている間、孫は保育園に預けるのではなく、ベビーシッターを雇うことにした父親。そんなある日、娘がベビーシッターに「土日も来れないか」と聞いていることを知ったという。
娘に理由を尋ねると、「友達とパーティに出かける」「約束したのはわかってるけど、学校と赤ちゃんしかない人生でいっぱいいっぱい」と、泣きながら答えたそうだ。
父親は娘を抱きしめ、赤ちゃんを自分で育てると決めた以上は責任を持つべきだということ、そして自分がいかに恵まれた環境にいるかを、諭したという。
■父親に賛否両方の声
葛藤する父親が、こうしたやりとりについて意見を求める投稿をしたところ、賛否両方の声が集まった。
ある人は「父親の言いなりでオフの時間もなく過ごしてきた娘が、学生や母親以外でやりたいことを言えたのは、これが初めてに聞こえる」と、父親の態度に憤慨したコメントを投稿した。
一方で「娘さんが自分で決めたのだから仕方ない。若いお母さんたちで、もっと厳しい状況で頑張ってる人もたくさんいる」と、父親に共感する人も多数いる。
この男性の娘のように、まだ若く学生のうちに子供を産み、育てていくには相当な覚悟が必要だろう。自分の生活がどう変わるかを理解していたつもりでいても、同年代の友人たちが遊ぶ姿を目にすると、その覚悟は揺らいでしまうのかもしれない。
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(文/Sirabee 編集部・原田パラン)