授業中に保健室のベッドで… 30代女性の約7割が「密かに憧れていたこと」

皆が授業を受けている中、背徳感と優越感がたまらない? 学生時代に多くの人が憧れていたこととは。

2022/01/28 06:00

■3日間熱にうなされるも至福の時間

編集部が話を聞いた30代女性のAさんは、幼い頃からめったに風邪をひかない健康児だったそうだが、中学2年のときに学校で熱が出てしまい保健室で休むことに。

初めての体験にAさんは、「熱のせいで天井はぐるぐる回るし、倦怠感もすごかったんですけど、同時にみんなが授業を受けてるなか暖房のきいた清潔なベッドで寝てる自分、最高~幸せ~って思った記憶があります」と語る。

また興奮しすぎて最初は寝付けなかったそうだが、いつの間にか熟睡していて、「保健の先生に『お母さん迎えきてるよ』って声かけられて目覚めたのですが、布団から出たくなくてずっとうだうだしてました(笑)」。

その後、3日間も高熱にうなされたとのことだが、あの優越感と多幸感は忘れられないという。


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■ママレード・ボーイ的展開を期待するも…

また高校生のときに生理痛で寝ていたという40代女性のBさんは、「寝てたら好きな男子の声がカーテン越しに聞こえてきて、ついママレード・ボーイ的な妄想をしてしまった」という。『ママレード・ボーイ』(著:吉住渉/集英社)の名場面といえば、保健室で寝ている主人公・小石川光希に松浦遊が初めて口づけをするシーンだが…。

実際には何も起こらず、「ちょうど体育の授業だったらしく擦りむいたとかで寄ったみたいです。でもそのとき先生いなくて、彼もすぐどっかに行ってしまいました」と残念がった。

そんな妄想を楽しみしつつ、ベッドの上でほぼ半日ダラダラゴロゴロしていたというBさん。「痛かったお腹も気づいたら良くなってて、その後はサボってました」とし、幸いにも他の生徒もおらず、保健の先生もそっとしておいてくれたのだとか。

退屈な授業や苦手な科目のときほど逃げ出したくなる気持ちは容易に想像できる。それだけに「授業中に保健室のベッドで寝る」という経験は、一種の現実逃避のような感覚に近いのかもしれない。

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(取材・文/Sirabee 編集部・植野春香

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2021年11月5日~2021年11月9日
対象:全国10代~60代の男女410名 (有効回答数)

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