店頭のカップ麺に書かれた「謎のメッセージ」に衝撃 シュールすぎるその正体は…
大人気のカップ麺シリーズの新商品。そのかわいらしいがどこか「奇妙」なパッケージに、ツッコミの声が寄せられているのだ。
■「にぼっ!」爆誕の経緯が微笑ましすぎる
にぼしはそんなこと言わない pic.twitter.com/H1QEUBdxsQ
— ぶい (@vui_jp) January 19, 2022
個性的すぎる鳴き声で注目を集めた件の商品は、東洋水産が17日より販売開始した「マルちゃん正麺 カップ 煮干し担々麺」。大人気の「マルちゃん正麺 カップ」シリーズには「うま辛担々麺」という定番商品が存在するのだが、こちらの商品は派生品として「煮干し」と「担々麺」を合わせ、新しい味わいを実現した逸品となっている。
ラーメンの要とも言えるスープは煮干しとポークのうま味をベースとし、味噌や練りごまなどのコクを加えているのがポイント。これが生麺のようになめらかな麺を、さらに際立たせるのだ。
ではなぜ、パッケージの煮干しは突如「にぼっ!」と、秘孔を突かれたかのような声を上げてしまったのか? こちらの疑問に対し、東洋水産は前述の「うま辛担々麺」との区別化を図っていると説明してくれたのだ。
担当者は「『いつもとは違う担々麺で煮干しが入ってるよ! 新商品だよ!』と区別がつくように、煮干しのイラストを入れました」「さらにもう少し分かりやすく、ユーモアのあるパッケージにと考えたとき、煮干しが『にぼっ!』と言っていたらかわいくて面白いんじゃないか? と思い、吹き出しを付けました」と、デザイン決定の経緯について笑顔で語っている。
確かにツイッター上の反応を見る限り、こちらの「にぼっ!」の放つシュールさはもちろん、かわいらしさの虜となったユーザーは決して少なくなさそうなのだ。
担当者は「このパッケージがきっかけで、多くの方に手に取ってもらえると嬉しいです!」ともコメントしている。
■過去にも「にぼっ!」は存在した?
続いては、こちらの「にぼっ!」と鳴く煮干しが完全に新種の存在なのか、それとも過去にも同様の鳴き声を上げる「ご先祖さま」的な個体が存在したのかを検証することに。
しかし東洋水産は、1962年より60年に渡って「マルちゃん」ブランドにてインスタントラーメンの製造・販売を行なってきており、全ての商品パッケージを確認することは決して容易ではない。
そのため、同社担当者も「今まで一度もない、という確認はできませんでしたが、恐らく今まではなかったのではないかと考えます」とコメントを発していたのだ。
なお、昨年5月発売の「マルちゃん正麺 カップ 濃二ボ」のパッケージにも煮干しのイラストが使用されており、こちらの吹き出しでは「にぼっ!」でなく「ニボ感UP!」という情報が記載されているのがミソ。
果たして次回「マルちゃん正麺」より展開される「煮干し」の新商品では、どのような煮干しが登場するのか。早くも期待で、胸がニボニボしているマルちゃんファンも多いことだろう。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)