お金が理由で… 約5割の人が「グッと我慢している悩み」があるあるすぎる
自分が損をしたとしても、「ちょっとだから…」とグッとこらえてしまいがち?
■肉まんをめぐってモヤモヤ…
少額のモヤモヤ経験について、編集部が話を聞いた30代女性は10代の頃のエピソードを挙げた。
「中学生の頃、塾の帰りに友達とコンビニで肉まんを買ったのですが、小銭がなかったその子の分を私が立て替えたんです。しかし翌日、友人はすっかり忘れてしまったようで…。当時の私にとっては、お小遣いの貴重な100円だったのですが、たった100円返し忘れていることを指摘したらちょっと気まずくなりそうで、そのまま卒業しました」。
また、よくある話では、車で遠出をしたときにガソリンや高速道路の代金を払わず、請求しようとすると「ついでだからいいじゃん」などと揉めてしまい結局我慢した…という話もある。記者もどちらかといえば我慢してしまうほうだ。
■あまり仲良くない人には我慢しない?
一方で、我慢しない派の人たちはどのように考えているのだろうか。
編集部が話を聞いた20代男性は、「買い出しやガソリン代等で僕が出した場合、元の金額が回収しきれなくても、仲の良い友達であれば『いつか元が取れるだろう』的な楽観的な考えなため、あまり厳しく取り立てたりはしません」としつつも、「あまり遊ばない人と割り勘にする際などは、我慢せずしっかりと回収しています」と話す。
■「取り立て屋」になったことも…
また、「貸せる金額の線引きは3,000円ですが、額よりも相手の人間性による」と話す30代女性は、お金の貸し借りに関するエピソードを話した。
「20代前半のときに、いつも『お金がない』が口癖の友人がいて数百~数千円貸したりしてたのですが、最初はたいした額じゃないので目を瞑ってました。でもお金を返してないのに飲みに行こうと言ってきたり、遠出の企画を持ち出してきたりして、傲慢かつ図々しい態度に不満が爆発し縁を切ったことがありました。普段めったに怒らない私も、あのときだけは“取り立て屋”みたいになりましたね(笑)」。
後でモヤモヤするくらいであれば、「少額で壊れる関係ならそれまでの仲だった」と割り切って、我慢しないほうがよいのかも?
・合わせて読みたい→16歳からバイト代をコツコツ貯金 21歳でマイホーム購入した女性に称賛の嵐
(取材・文/Sirabee 編集部・二宮 新一)
対象:全国10代~60代の男女410名 (有効回答数)