「人工呼吸器は若いコロナ患者に」 高齢患者に救われた女性が退院するも前途多難
命は助かったものの、失業の危機に…。新型コロナウイルスのせいで女性が苦境に陥った。
■どうにか回復し退院
ミシェルさんは両肺にひどいダメージを負っていたが、少しずつ回復。発声・歩行訓練を経て退院したミシェルさんを出迎えたのは、「ワクチン接種を」と印字されたTシャツ姿の家族だった。
ミシェルさんの子供たちは、人工呼吸器をつけ横たわるミシェルさんの写真を一般に公開。「自分だけでなく、愛する人のためにもワクチン接種を」というミシェルさんのメッセージを、多くの人に届けたいと明かした。
■退院後も続く苦労
ワクチン反対派ではなかったものの、周囲に流され未接種だったというミシェルさん。退院後にワクチンを接種したというが、今も息切れがひどく、10分以上は立っていることもできない。
よって復職の目処も立たないことから、関係者たちはミシェルさんを助けようと、懸命に寄付を募っている。日本も第6波に突入し、毎日多くの新規感染者が出ている。今いちど気を引き締め、一丸となって感染予防に努めたい。
・合わせて読みたい→「なるべく早くワクチン打ちに行く」 病床で接種を望んだ男性が新型コロナ死
(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)