機内で産気づいた妊婦を女性医師らが介助 出産後の心温まるやりとりも話題に
機上での赤ちゃん誕生に、乗客たちは拍手喝采。その子には、介助にあたった医師の名が付けられた。
■赤ちゃんに医師の名を…
元気な産声をあげる赤ちゃんを抱き、医師も記念写真を撮影。喜ぶ客室乗務員や出産を終えほほ笑む女性の写真も撮り、幸せな時間を過ごした。
この日、医師は女性に自分がつけていたネックレスを手渡した。自分の名が彫られているそのネックレスに、「ナイルの上空で私が出産を介助したことを覚えておいて」という願いを込めたのだ。女性は医師に心より感謝し、娘に医師と同じ名前である「Aisha」と付けた。
■医師のツイートも話題に
同医師が先日、「機上で分娩を介助する日が来るとは思ってもいませんでした」とツイート。
機内で撮影した記念写真数枚を公開したところ、「すばらしいニュースですが、先生も怖かったでしょう」「ママが赤ちゃんに先生の名前を付けたなんて最高」「飛行機にあなたがいて良かった」というコメントが多数書き込まれた。
「出産予定日が近い女性を搭乗させたのはなぜ?」と、航空会社を批判する声も皆無ではない。それでも機内での緊急出産がスムーズに進んだこと、また母子ともに元気だったことを、多くの人が祝福している。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)