機内で産気づいた妊婦を女性医師らが介助 出産後の心温まるやりとりも話題に

機上での赤ちゃん誕生に、乗客たちは拍手喝采。その子には、介助にあたった医師の名が付けられた。

妊婦・飛行機

飛行機で移動中、産気づいた女性。運良く複数の医療関係者が乗り合わせており介助したこと、そして元気な赤ちゃんが生まれたことを、『New York Post』など海外のメディアが伝えた。


関連記事:壮絶な出産で新生児を亡くした両親が経緯公表 「まるでホラー映画だった」

■機内で産気づいた女性

昨年12月5日のこと、カタールからウガンダに向かう飛行機の中で、ある女性がいきなり苦しみ始めた。「お客様の中にお医者様はいらっしゃいませんか」という機内アナウンスが流れた直後、カナダの大学で勤務する女性医師が「ここにいます」と立ち上がった。

医師が呼ばれたほうに向かうと、女性が座席に横たわり苦しんでいたという。その腹は大きく、今にも赤ちゃんが生まれそうな状態だった。

関連記事:70歳女性が待望の第一子出産 「妊娠は難しい」と医師に告げられ数十年

■医師らの介助で出産

偶然にも同じ飛行機には複数の医療関係者が乗っていたため、医師は協力を得ながら出産を懸命に介助。ほどなくすると元気な赤ちゃんが無事に誕生し、急な出産に必死に耐えた女性も健康だった。

「おめでとうございます、女の子ですよ」。医師がそう声をあげるなり、ヒヤヒヤしながら誕生を待っていた多くの乗客たちから、拍手喝采がわき上がった。

【Amazonセール情報】ココからチェック!

次ページ
■赤ちゃんに医師の名を…