海外のググレカス、あまりに辛辣すぎる… 「ググれない国」では破壊力マシマシに
「ggrks」の略称でもお馴染みのネットスラング「ググレカス」だが、現在ネット上では「世界のググレカス」が話題となっているのだ。
ネット上には様々なスラングが存在し、人に尋ねる前に自身で調べることを忠告する「ググレカス」(ggrks)などはその筆頭。
今や死語になりつつあるググレカスだが、現在ツイッター上では「世界のググレカス表現」が話題となっていることをご存知だろうか。
■英語では「カス」とは言わず…
こちらが注目を集める切っ掛けとなったのは、英語教育関連のサービスを展開する『こあらの学校』の校長・こあたんさんが投稿した一件のツイート。
日本では「(人に聞く前に自分で)ググれ」と相手に忠告した後に罵声を浴びせる「ググレカス」だが、英語ではこちらを「Google is your friend」と表現するようだ。
こあたんさんは同フレーズに対し、「はじめて聞いたときはオシャレな響きだなぁと思ったけど、よくよく考えたら京言葉的な皮肉っぽさが混じってて最高に好き」と、思いをつづっている。
■京都版「ググレカス」が流行する事態に
「Google is your friend」は直訳すると「グーグルはあなたの友達です」となるため、「グーグル検索は友達! 怖くないよ!」という熱いメッセージにもとれるのだが、こあたんさんのツイートを見た後で同じフレーズを読むと「あてに聞く前に、あんさんの物知りなお友達にでもご相談しとくれやす」的なニュアンスに聞こえてくるから不思議である。
こあたんさんの同ツイートは投稿からわずか数日で2万件以上ものRTを記録しており、他のユーザーからは「グーグルはんと仲ぁ良いやないですか。お聞きになったらいかがどす?」「今日はお友達のグーグルはんと仲違いでもしはったんどすか?」など、絶妙に胡散臭いリプライが多数寄せられる事態に。半ば「京ことば版ググレカス」の大喜利のような状態となっている。
果たしてこあたんさんは、どのような経緯でこちらのツイートを投稿したのだろうか。また「そもそもGoogleが使用できない国」には「ググレカス」に相当する言葉は存在するのだろうか…。
気になった記者が各所の専門家に詳しい話を尋ねたところ、なんとも衝撃的な事実が明らかになったのだった。