卵を割ったら卵白がピンク色 主婦の投稿に「それは細菌感染」と注意喚起の声
消費者は、食の安全を店側に委ねている。信頼できる店を見付けることは大切だ。
ある女性がこのほど、「卵を割ったら…」と衝撃的な写真をFacebookでシェアした。フランスの『Opera News』やイギリスの『Essex Live』が報じ、波紋を広げている。
■目玉焼きを作ろうと…
問題の写真をFacebookでシェアしたのは、イギリス東部のハートフォードシャー州アボッツ・ラングリーに住むビーナ・サランドハーさん。
ビーナさんはある日、子供たちに目玉焼きを作ろうと、フライパンに複数の卵を割り落とした。すると、1つの卵白が赤に近い透明なピンク色に変色していたため、驚きのあまり叫んでしまったそうだ。
■バクテリアに感染か
ビーナさんは、すぐさまその奇妙な卵の写真を撮り、Facebookに投稿。「こんな卵、見たことある? 食べても平気なのかしら」と書き込んだ。
写真を見た人々は驚愕し、瞬く間に世界に拡散。ある人からは「絶対に食べないで。卵白の変色はバクテリアに感染している証拠だから」との警告が書き込まれた。ちなみにその卵は、地元のスーパー『ASDA』で買ったばかりだという。
■食中毒や肺炎にも
ビーナさんは「子供たちも卵を見て気持ち悪がっていました」「バクテリア感染だと知らされてびっくりしました。そのまま食べなくて本当によかった…」とメディアに話している。
販売したASDAは卵の生産出荷元を特定し、現在は、その原因や他の卵にも異常がないかなどを調査中だ。またアメリカの農務省は「シュードモナス菌やサルモネラ菌など、バクテリアが卵白の色を変色させることがある」と説明している。
万が一食べてしまった場合、食中毒のような症状のほか、頭痛や肺炎を患う可能性もあるという。
■スーパー側にも問題が?
ASDAでは13日にも、自社ブランドの商品を買ったサリー・ジョーンズさんという女性から苦情が届き、騒動となっていた。
サリーさんは、ロンドン南東部のベクスリーヒースにある店舗で豆の缶詰を購入。調理をしようとフタを開けると、中身は豆の原型を留めていないほど腐敗していた。
カビも生え、ネズミの死骸のような物も入っていたにもかかわらず、店側の対応が不親切だったことを明らかにし、世間に波紋を広げていた。
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)