20代女性では約8割も SNSの裏アカ調査に感じてしまう“違和感”の正体…
裏アカを持っている人は、発言に注意したほうがいいかも…。
■裏アカ調査で自由な発言も…
Sirabee編集部では、SNSで複数のアカウントを使用している女性に話を聞いてみると、「ただ愚痴を吐き出すためのアカウントがあるのですが、それさえも採用評価の基準にされてしまうと考えると恐ろしく感じてしまいます」と話す。
さらに、「そこまで監視されていると思うと、誰も自由な発言ができなくなってしまうと思うんです。もちろん差別発言するような人は論外ですが、裏アカ調査はやりすぎだと思います」と続けた。
■ネットリテラシーの重要性
一方で裏アカ調査に肯定的な30代男性は、「鍵をかけずに投稿しているSNSは、全世界に発信しているのと同じです。僕でさえ知り合いの裏アカをいくつか知っているので、プロの手にかかれば見つけることは容易なのでしょう」と語る。
企業側の考えにも共感できるようで、「ネットリテラシーが低い人を採用するのは、企業側にとって大きなリスクがあるもの。社外秘なことさえ平気で書き込むような人を、採用したくない企業側の気持ちもとてもわかる」と話していた。
個人でひっそりと楽しんでいるSNSアカウントを、勝手に見つけられることを不快に思う人は多い。一方でSNSでのトラブルを防ぎたい企業には、頼りたいサービスなのだろう。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
対象:全国10代~60代の男女410名 (有効回答数)