30代男性が雪道で迷い凍死 救出に失敗した警察を遺族が批判
息子の待つ家に帰ろうとした男性が、道に迷い凍死してしまった。
猛吹雪のなか、歩いて帰宅しようとした男性。それが原因で迷い、凍死してしまったこと、また遺族が警察に怒りをあらわにしていることを、『New York Post』などアメリカのメディアが報じた。
■雪道で車がスリップ
アメリカ・バージニア州で暮らしていたジェイコブ・ホエーリーさん(34)は、とても優しく良いパパでもあった。しかし数日前、大雪が降るなか車で移動。その日は気温も低く道路が凍結していたため、車がスリップし道路脇の溝に落ちてしまった。
困ったジェイコブさんは車を乗り捨て、その場から徒歩で帰宅することにした。家では幼い一人息子(2)が待っていたため、助けを呼んで待つ手間を省こうとしたようだ。
■途絶えた連絡
寒い森の中を歩き、家を目指したジェイコブさんは、午後9時少し前に母親にメッセージを送信。車がスリップした場所や徒歩で家を目指していることも伝えたが、その後に連絡が途絶えた。
心配した家族は警察に連絡し、ジェイコブさんの車がスリップした場所などについて情報を伝えた。捜索隊はただちに現地に向かいジェイコブさんを探したが、発見には至らなかった。