夜10時以降にトイレの水を流すと騒音扱い? 世界の不思議すぎる法律12選

自宅の電球が切れた際、「危険だから自分で交換せず電気技師に依頼」と定めている国も…。

2022/01/13 05:45

法律

世界には、さまざまな法律が存在する。「郷に入っては郷に従え」ということわざ通り、旅行や留学の際には、それぞれの国の法律にも注意したほうが良さそうだ。インドの『India Times』が、ちょっとためになる不思議な法律の話題を伝えている。


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■カプリ島ではDNA検査

イタリアでは複数の都市に、美しいビーチや街並みを保つべく、特に厳しいルールが敷かれている。

有名な観光地でもあるカプリ島では、犬の散歩の際に排泄物を放置した場合、それから採取したサンプルでDNA検査を行い、飼い主を特定。日本円にして約28万円もの罰金が科せられるという。

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■動物愛護精神があだに?

動物愛護の精神が強いイタリアのトリノでは、犬を1日3回散歩に連れ出すことを義務付けている。守らない飼い主からは、日本円で約7万5,000円を罰金として徴収する。

またイタリアは、あちこちの観光スポットに無数のハトが出没することにも頭を抱えている。フンが街中の地面や壁、屋根にこびりついて景観を汚すため、例えばベネツィアでは、ハトに餌付けをしたら約9万円の罰金刑となるそうだ。

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■アジア諸国でも厳しい決まり

世界屈指の清潔感の高さで知られるシンガポールでは、タバコのポイ捨てやタン・ツバ吐きは厳禁だ。それどころかチューイングガムにも厳しい法律があり、路上で噛むのも禁止、所持や売買も違法行為となる。

発覚した場合には最大で懲役2年、さらに罰金も日本円で約1,200万円ときわめて高額だ。町の至る所で、ガムをくっつけるいたずらが横行したことがきっかけだという。

日本でも、法で規制とまではいかないものの、徳島県上勝町がゴミを13種類45分別しなければならないことが、時おり話題になっている。


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■国際電話や衣服の色柄も…

そして何かと厳しい北朝鮮だが、この国では国際電話をかけることを禁じている。2007年、ある工場の従業員が13台の電話を使って地下室から国際電話をかけたところ、15万人の目の前で公開銃殺されたという。

また、衣服の色柄にも注意が必要だ。私たちがよく目にする迷彩柄の服を着られるのは、アフリカやカリブ海周辺の国では軍隊のみ。一般人が着ると、犯罪者とみなされてしまうそうだ。

衣服の例でいうと、カンボジアではオレンジ色は僧侶の袈裟の色。違法行為とはならないまでも、世界遺産の寺院をめぐる際に一般人は避けるべき色だ。

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■スリランカは写真撮影に注意