「なるべく早くワクチン打ちに行く」 病床で接種を望んだ男性が新型コロナ死
SNSのデマを信じたばかりに…。ワクチンを拒否した3児の父が新型コロナウイルスに感染し、死亡した。
■「感染はもう嫌」ともらす
苦しい思いをしたスティーヴンさんは、関係者たちに「こんな思いはもう二度としたくない」ともらしていたというが、病状は悪化する一方で、1月3日に死亡。大事にしていた子供たちのもとに、生きて帰ることはできなかった。
悲しみに暮れるスティーヴンさんのいとこは、「もう打ちたくてもワクチンは受けられません」「(死んで)手遅れになってしまったのです」と述べ、早すぎる死を悼んでいる。
■接種を呼びかける親族
医療関係者として働くスティーヴンさんのいとこは、元気な人でも新型コロナウイルスに感染し、亡くなるケースがあるのだと強調。スティーヴンさんのケースを公表することで、より多くの人がワクチンを接種するよう願っていると明かした。
ワクチンを「打ちたくない」「接種してもコロナに感染するから意味はない」という人もいるが、接種しておけば感染しても重症化を防ぐことができるかもしれない。
未接種で接種を迷っている人は、まずは「コロナ ワクチン 相談」で検索し、窓口を見つけて専門家に相談するといいだろう。かかりつけの医師も、正しいデータに基づく情報を教えてくれる。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)