10代女性が帝王切開で出産 4キロ超の赤ちゃんを産むも大出血し死亡する悲劇に
赤ちゃんを心待ちにしていた少女が、出産後の大量出血で死亡。度重なる医師の判断ミスが原因と指摘され…。
■医師が判断ミスを連発か
ティーガンさんの死因審問がこのほど始まり、帝王切開手術を行った担当医も出席。ティーガンさんが大出血した経緯を説明したが、当局は輸血の量が不十分だったと指摘した。
また調査委員会は「もっと早い段階で誘発分娩させるのが適切だった」と話し、胎児が4キロを超えるまで出産させなかったことが産後の大出血を招いた可能性を示唆している。
■家族の悲しみは深く…
ティーガンさんの家族は、「あの子の死から2年以上経ちます」「なのに時は止まったままです」と述べ悲しみを吐露。
赤ちゃんについては「明るく元気に育っています」と話し、「娘がどんなに愛していたか孫に伝えたいと思います」とも付け加えた。なお現在はティーガンさんの家族と赤ちゃんの実父が協力しあい、育児に取り組んでいるとのこと。
出産のわずか2時間後に、回復不可能なダメージを脳に負ったティーガンさん。もし医師が正しい判断を下してさえいれば、ティーガンさんは死なずにすんだのかもしれない。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)