倉持仁医師、デルタからオミクロン株への「急速な移行」に言及 感染拡大に危惧
倉持仁医師が、デルタ株からオミクロン株への置き換わりが進んでいることに言及。ユーザーからは驚きや不安の声も。
呼吸器専門医の倉持仁医師が10日、公式ツイッターを更新。新型コロナウイルスのオミクロン株への急速な置き換わりについて言及している。
■今月に入って急増
新型コロナウイルスの新規感染者数は、全国的に今月に入って増加ペースが大幅に上がっており、感染拡大の第6波に入ったとみられている。
とくに、新たな変異株であるオミクロン株は感染力が強いとされており、倉持医師は今月3日に投稿したツイートで、感染拡大を懸念していた。
■改めて感染拡大を危惧
9日には、「連休の影響か、今日は発熱外来の患者さんが急増しました。受付時間が終了しましたが、あと50人ぐらいお待ちです。早く終わるとよいです」とツイート。
10日には、「1日から9日までPCR陽性37例。6日までの24例は半分がデルタ、半分がオミクロン疑いでしたが、7日からの13例は全てオミクロン株疑いと置き換わっています」と、デルタ株からオミクロン株への置き換わりが進んでいることを明かした。
オミクロン株はデルタ株と比べて重症化リスクが低いとされているが、感染者数が増えれば重症者数も一定の割合で増え、医療の逼迫や、社会の機能に混乱が生じる可能性もある。
倉持医師は、「デルタがいなくなれば少し戦いやすくもなります。が、感染拡大に歯止めがかからなくなることは危惧されます」とつづっている。