新年初のおみくじ、一つだけ異質すぎる項目が… 「あまりに辛辣」とネットに衝撃走る
新年といえば初詣、初詣といえばおみくじ。ツイッター上では現在、あまりに「辛辣すぎる」おみくじ結果が話題となっているのだ…。
2022年がスタートして、早や10日が経過。既に初詣を終えた人が大半と思うが、その際におみくじは引いてみただろうか。現在ツイッター上では、あまりに「辛辣すぎる」おみくじ結果が話題となっているのだ。
■「言いたい事はわかるけど…」とモヤモヤ
注目を集めているのは、電子楽器・テルミン奏者、作曲家のヨダタケシさんが投稿した一件のツイート。
投稿にはおみくじ結果の内容を収めた写真が添えられており、ヨダさんは本文にて「言いたい事はわかるんだけど 言い方…」と、何やらモヤモヤした様子の心境をつづっている。
結果を見るとそこには「願望 もうすぐ叶う」「失物 家の中を探せ」といった具合に、おみくじ特有の簡潔な文体で記されたアドバイスが並んでいたのだが…「縁談」の項目には「身の程を知れ」という、あまりに辛辣すぎるワードが確認できるではないか。
■「容赦のなさ」が話題に
縁談は「身の程を知れ」とバッサリぶった斬っているのに対し、並ぶ「恋愛」の項目では「互いを思いやれ」とアドバイスしているのも、なかなかにシュールである。
件のツイートは投稿からわずか数日で1.3万件以上ものRTを記録しており、他のユーザーからは「もっとオブラートに包んで!」「容赦なさすぎるだろ…」「これは辛辣」「声出してワロタ」といった具合に、反響の声が多数寄せられていた。
果たして神様は、どのようなメッセージを伝えたかったのだろうか。ツイート投稿主・ヨダさんおよび、専門機関に詳しい話を聞いてみると…
■ヨダさんがおみくじを引いた場所は…
言いたい事はわかるんだけど
言い方… pic.twitter.com/eVYptl1Yij— ヨダタケシ /テルミン奏者/作曲家/ (@astroscape) January 5, 2022
5日昼ごろ、東京都武蔵野市にある「武蔵野八幡宮」へ初詣に向かったヨダさん。
年内の仕事の地道な成功を誓いつつおみくじを引いたそうで、「お札などの購入を終えて鳥居の前でくじを開いたところ、結果は中吉でした」「運気が上がるが、勢いに任せると落ち込むことに、というアドバイスに身の引き締まる思いがしたのですが…その下の『縁談 身の程を知れ』という表記が辛辣で、思わず立ち尽くしてしまいました(笑)」と、当時の様子について振り返っていた。
■関係機関に詳しい話を聞くと…
ヨダさんのツイートには「相手に完璧を求めすぎてはいかんよ、という事なんだろうが…」といった解釈のリプライも少なからず寄せられていた。
そこで記者は今回、件のおみくじの解釈について武蔵野八幡宮、そして日本全国のおみくじのじつに7割を生産しているという山口県の「女子道社」に、件の「縁談」の解釈について尋ねてみたのだが、いずれも「そうした取材はNG」とのことであった。
また全国の神社8万社を包括する組織「神社本庁」にも取材を敢行してみたのだが、こうした「おみくじの解釈」に関する問い合わせの数があまりに多すぎるため、同庁もおみくじ結果に関する取材には応じていないという。
やはりおみくじの結果というのは、個々人が自身なりに解釈して納得するほかないのかもしれない…。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)