証明書を望む人が顧客に 「代わりにコロナワクチンを受けた」とカップルが証言
ワクチン接種証明書を手に入れるため、お金を払って他人に接種させる人も…。
■同手口で報酬を得た恋人
男性の恋人もメディアの取材に対し、「私も別人になりすまして接種を受けました」と主張。しかし発覚し、トラブルに巻き込まれることを恐れ、その後は同様の依頼を受け付けていないそうだ。
「彼氏に『(他人になりすまして稼ぐのは)簡単だぜ』って聞かされたんです」「お金が欲しかったとはいえ、怖い思いをしました」とも語った女性。
「(会場の人には)名前を尋ねられ予約について聞かれました」「他人になりすますのは簡単でした」などと、摂取の日の出来事を振り返った。
■専門家から懸念の声
こういう事例について把握している現地の医療専門家たちは、「過剰なワクチン接種は健康に良くない」と指摘している。
また接種証明書を持つ人が新型コロナウイルス陽性として報告されると、「ブレークスルー感染したケース」とカウントされることから、感染状況を正確に知ることができなくなる可能性があるとも述べた。
変異株の感染急拡大もあり厳しい状況が続く中、このような悪質なケースが収束を遅らせる可能性は十分にある。1日も早く以前の生活に戻るためにも、各々ができる限り感染予防に努めるしかない。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)