拒食症を患った40代女性 コロナ禍でサポートを得られず自宅で餓死
何年も摂食障害に苦しみ、栄養失調に陥った女性。友人が会いに行ったものの、すでに死亡していた。
■栄養失調で孤独死
栄養失調で痩せ細り衰弱したルイーズさんは、2020年5月15日に友人に「必要な物を届けてほしい」とメッセージを送り、翌日に自宅で会う約束を交わした。
友人は頼まれた物をすべて買いそろえ、約束通りの時間にルイーズさんの家を訪問。しかしドアをノックしても返事がないため、家に入り確認したところ、ルイーズさんはベッドで事切れていた。
■摂食障害のケアが望まれる
体格指数BMIの値は、わずか12.5だったルイーズさん。彼女の餓死を経て、「摂食障害を患う患者のケアをより充実させて」という声が多く上がった。
食べるのが怖い、大量に食べて吐いてしまうといった問題を自覚している人は、インターネットで「摂食障害 相談」と検索し、支援センターや相談窓口を頼っていただきたい。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)